免疫力アップに必須であるたんぱく質摂取量の計算法!
自然治癒力を高めるには
免疫力をつけることが大切です。
「体の免疫力=体の抵抗力」
だからです。
もし、体に敵が入って来ても、やっつける
パワーを付けておけば、ウイルスにも
負けませんし病気にもなりにくいです。
ガン細胞ができたとしても消滅させることもできます。
その免疫力を高めるひとつの方法として
たんぱく質を摂取するというのがあります。
では、一体1日にどのくらいの
たんぱく質を食べたらよいのでしょうか?
あなたは自分のたんぱく質の
適正量を知っていますか?
たんぱく質はとても重要で、人間の体を
作ってくれるものですし筋肉になったり
細胞になったりするものです。
だからといって、たんぱく質を
摂りすぎてもいけません。
一番いいのは、
自分の筋肉量を最大限に増やして脂肪を
少なくするのが一番良い体づくりになるといわれています。
では、どのくらいの量のたんぱく質を
摂取すれば最大限に筋肉をつけることができるのでしょうか?
それを知ることで、自分の適正な
たんぱく質量が分かります。
たんぱく質は摂りすぎると、肝臓に負担を
かけますのでダメです。
ボディービルダーの人は大量のプロテインを
摂りたがりますが、肝臓が弱いとすぐに
倒れてしまうそうです。
逆にたんぱく質が少なすぎると筋肉がつかない
のでそれも困りますよね。
2013年にアメリカの陸軍でたんぱく質の
適量に関する研究が行われました。
健康な人を3つのグループに分けて
たんぱく質を食べてもらうという試みで
それぞれどのくらい筋肉を維持できるのかを見てみました。
グループ1
体重1kg当たりに0.8gのたんぱく質を食べる。
(60kgの人だと60×0.8ですので48gのたんぱく質です)
グループ2体重1kg当たりに1.6kgを食べる。
グループ3体重1kg当たりに2.4gを食べる。
そして、カロリー制限と運動による
ダイエットをしてもらったそうです。
そうすると脂肪と筋肉が減りますよね。
一体どのグループが筋肉を維持しながら
脂肪を減少させられたのでしょうか?
それは、グループ2でした。
この結果から言えることは、もし、あなたが
減量のためのダイエットをするのなら、
体重1kg当たり1.6gの
たんぱく質量が必要だということです。
もし、これより少ないたんぱく質を
食べたとすれば、落ちた体重は筋肉だということになります。
筋肉が減るようなダイエットは成功とは言えませんよね。
また、ダイエットをしていない人なら、
体重1kg当たり1.2~1.6kgのたんぱく質が
適正たんぱく質量だということです。
体重60kgの人なら
72g~96gのたんぱく質が
適正量ということになります。
ここで間違ってはいけないのが
肉の重量ではなく肉に含まれている
たんぱく質量だと思ってください。
大体ですが、肉なら重量の5分の1強が
たんぱく質量だと考えてください。
100gの肉ならたんぱく質量は20gです。
サーモンなら100gで22.3gです。
さばなら20.7g。
マグロなら26.4g。
牧草牛なら21.9g。
鶏むね肉なら皮なしで22.3g。
卵ですと、2個で12.3g。
納豆なら1パック40gでたんぱく質量は6.6gです。
これを参考にあなたのたんぱく質の
適正量を摂ってください。
そうすると、効率よく筋肉を最大限につける
ことができます。
寄せ付けない体づくりに挑戦してみてください。